Midjourneyは、人工知能を使用してテキストプロンプトから高品質な画像を生成するツールです。
プロの画家が描いたような絵画から、SFや未来的な風景、かわいいキャラクターイラストまで、幅広いスタイルの画像を生成することができます。
1.多様なスタイル: アニメ風、写実的、抽象的など、様々なスタイルのイラストを生成できます。
2.高速生成: プロンプトを入力してから数十秒で、複数のイラスト候補が生成されます。
3.高品質: 生成されるイラストのクオリティが非常に高く、プロが描いたかのような仕上がりになります。
4. 柔軟なカスタマイズ: アスペクト比やスタイライズの度合いなど、細かい調整が可能です。
5. コミュニティ: Discordを通じて、世界中のクリエイターとつながり、アイデアを共有できます。
Midjourneyは、プロのクリエイターから趣味でイラストを楽しむ人まで、幅広いユーザーに新しい可能性を提供しています。
テクノロジーの進化により、誰もが簡単にクオリティの高いビジュアルを作成できる時代が来たのです。
Midjourneyを始めるには、以下の手順を踏む必要があります。
1. [Discord公式サイト](https://discord.com/)にアクセスします。
2. 「Download for Windows」(または「Download for Mac」)ボタンをクリックします。
3. ダウンロードしたインストーラーを実行し、画面の指示に従ってインストールします。
4. インストールが完了したら、Discordアプリを起動します。
1. Discordを初めて使う場合は、新規アカウントを作成する必要があります。
2. 画面の指示に従い、メールアドレス、パスワード、ユーザー名を入力します。
3. アカウント作成が完了したら、すぐに使用できます。
1. Discord画面左側のメニューにある「探す」タブをクリックします。
2. 検索バーに「Midjourney」と入力して検索します。
3. 検索結果から「Midjourney Official」サーバーを選択します。
4. 「参加」ボタンをクリックしてサーバーに参加します。
Midjourneyを本格的に利用するには、有料プランへの加入が必要です。以下の4種類のプランがあります:
1. Basic Plan
- 月額料金: 10ドル
- 年間料金: 96ドル
- 画像生成回数: 200回
- 同時実行プロンプト数: 最大3つ
- ステルスモード: 利用不可
2. Standard Plan
- 月額料金: 30ドル
- 年間料金: 288ドル
- 画像生成回数: 675回
- 同時実行プロンプト数: 最大5つ
- ステルスモード: 利用不可
3. Pro Plan
- 月額料金: 60ドル
- 年間料金: 576ドル
- 画像生成回数: 無制限
- 同時実行プロンプト数: 最大8つ
- ステルスモード: 利用可能
4. Mega Plan
- 月額料金: 120ドル
- 年間料金: 1,152ドル
- 画像生成回数: 無制限
- 同時実行プロンプト数: 最大8つ
- ステルスモード: 利用可能
- GPUリソースが優先的に割り当てられる
プランを選ぶ際は、画像生成の頻度、プライバシー重視度、同時実行プロンプト数のニーズに合わせて判断するとよいでしょう。
1. Discordのチャット欄に「/imagine」と入力します。
2. 続けて生成したいイラストの内容を説明するプロンプト(指示)を英語で入力します。
3. Enterキーを押してイラストを生成します。
4. 数十秒ほどで、4枚のイラスト候補が表示されます。
生成された4枚のイラスト候補の下には、「U」ボタンと「V」ボタンが表示されます。
- 「U」ボタン: 選択したイラストをアップスケール(高解像度化)します。
- 「V」ボタン: 選択したイラストのバリエーションを生成します。
1. 自分専用のチャンネル(部屋)を作成し、そこでイラストを管理することをおすすめします。
2. 気に入ったイラストは、リアクション(絵文字)をつけたり、ピン留めしたりして管理します。
1. Discordの左側にある「+」アイコンをクリックし、「サーバーを追加」を選択します。
2. 「新しいサーバーを作成」を選び、サーバーの名前とアイコンを設定します。
3. Midjourney botをサーバーに追加します。
4. チャンネルを作成し、用途に応じて整理します。
Midjourneyでは、プロンプト(入力するテキスト)が非常に重要な役割を果たします。
適切なプロンプトを入力することで、理想に近い画像を生成することができます。
優れたプロンプトを作るには、以下のような構成要素を意識すると良いでしょう:
1.主題: 生成される画像の主要な被写体や中心的なアイデア
2. 媒体: イラストのスタイルや雰囲気(例:油絵、水彩画、アニメ風)
3. 環境: イラストの舞台となる場所や状況
4. 照明: 光の当て方や影の付き方
5.色合い: イラストの配色やトーン
6.雰囲気: イラストから感じ取れる印象や感情
7. 構図とカメラアングル: イラストの見せ方
8. ポーズ: キャラクターの動きや姿勢
プロンプトは基本的に英語で入力する必要がありますが、英語が苦手な人は翻訳ツールを活用できます。
特に、[DeepL](https://www.deepl.com/ja/translator)は自然な翻訳が得意な翻訳サービスとして知られています。
1. アスペクト比(AR): イラストの縦横比を指定します。
例:--ar 16:9
2. スタイライズ: イラストの芸術性の度合いを調整します。
例:--stylize 200
3. カオス: イラストのランダム性を調整します。
例:--chaos 50
4. 二次元(二次): イラストをアニメ風のタッチにします。
例:--niji
パラメーターは組み合わせて使用することで、より細やかなイラスト調整が可能になります。
例:--ar 1:1 --stylize 200 --chaos 50 --niji
ネガティブプロンプトは、生成する画像に含めたくない要素を指定するプロンプトです。
--noパラメータを使用します。
例:a beautiful sunset --no birds, clouds
saying機能を使用すると、プロンプトに含まれる特定のテキストを画像内のテキストとして生成することができます。
例:a cyberpunk cat with a neon sign that says "Midjourney"
ブレンド機能は、2枚から5枚までの画像を組み合わせて、それぞれの画像のコンセプトやテイストを踏まえた新しい画像を生成する機能です。
/blendコマンドを使用します。
describe機能は、Midjourneyに画像をアップロードすると、その画像の内容を分析して4つのプロンプト例を自動生成してくれる機能です。
/describeコマンドを使用します。
1. prefer suffix: 毎回入力するパラメータを登録しておくことで入力の手間を省ける機能です。
2. prefer option set: よく使うパラメータの組み合わせをカスタムショートカットとして登録できる機能です。
Midjourneyを使えば、オリジナルの絵本を手軽に作成できます。
ストーリーに合わせてイラストを生成し、それらを組み合わせるだけで絵本が完成します。
Midjourneyを使ってロゴを作成する際のポイント:
1. ロゴのスタイル(例:ミニマル、モダン、レトロ)を指定する
2. 色やフォントの希望があれば明記する
3. 企業やブランドの性質を反映させる単語を使う
4. 具体的なイメージ(例:動物、オブジェクト)があれば記述する
Midjourneyを使ってブログの挿し絵を作成する際のポイント:
1. 記事の内容や雰囲気に合った画像を生成する
2. 読者の興味を引き、理解を助ける視覚的な要素を含める
3. ブログのテーマやトーンに合ったスタイルやカラーを選択する
4. 適度なサイズとクオリティ(表示速度と見やすさのバランス)を考慮する
--cref(Character Reference)機能を使用して、同じキャラクターの異なるポーズや表情を生成できます。
全身像を生成するには、プロンプトに「full body」や「whole body」を追加し、アスペクト比を縦長に設定します。
「Make Square」ボタンを使用して、イラストを1:1の正方形にトリミングできます。
--tileオプションを使用して、壁紙やラッピングペーパー、布地のデザインなどに使えるパターン化されたイラストを作成できます。
--crefパラメータを使用して、他のイラストから色やパターンを参照し、生成されるイラストの風合いをより細かくコントロールできます。
「Vary Region」機能を使用して、既存のイラストの人物だけを変更することができます。
同じく「Vary Region」機能を使用して、イラストの背景だけを変更することができます。
「cute」「chibi」「baby」などの言葉をプロンプトに入れ、「soft colors」「pastel colors」と指定することで、愛らしいキャラクターを作成できます。
--sref(Style Reference)機能を使用して、既存のイラストのスタイルを参照した新しいイラストを生成できます。
ChatGPTを活用して、日本語の説明を英語のMidjourney用プロンプトに変換することができます。
気に入ったイラストは、右上の押しピンアイコンをクリックしてピン留めし、専用のギャラリーに保存できます。
Midjourneyを使用する際は、著作権や法的な問題に注意を払う必要があります。
- Midjourneyの学習データには、著作権で保護された画像が含まれている可能性があります。
- 生成画像が既存の作品に酷似していると、著作権侵害に該当する恐れがあります。
- 画像使用の責任はユーザーにあり、Midjourneyは法的責任を負いません。
- 米国著作権局は、AI生成画像には著作権が認められないとの見解を示しています。
- この分野の法整備は現在進行形で、今後の動向に注目が集まっています。
1. 利用規約をよく理解すること
2. 生成画像の使用には十分な注意を払うこと
3. 重要な用途では、権利関係がクリアな従来の画像を使用するのが賢明
Midjourneyでは、様々なスタイルの画像を生成できます。
以下に主なスタイルの一覧を示します。
- anime-style (アニメ調)
- Disney-style (ディズニー風)
- Marvel-style (マーベル作品風)
- Ghibli-style (ジブリ作品風)
- manga-style (漫画調)
- Pixar-style (ピクサー風)
- cartoon-style (カートゥーン調)
- fantasy (ファンタジー風)
- sci-fi-style (SF風)
- cyberpunk-style (サイバーパンク風)
- horror-style (ホラー風)
- steampunk-style (スチームパンク風)
- retro-style (レトロ風)
- pop-style (ポップアート風)
- minimal-style (ミニマリスト風)
- impressionism-style (印象派風)
- abstract-style (抽象画風)
- cinematic-style (映画的)
- photo-style (写真風)
- documentary-style (ドキュメンタリー風)
- portrait-style (ポートレート風)
- landscape-style (風景写真風)
- flat-design-style (フラットデザイン風)
- isometric-style (アイソメトリック風)
- typography-style (タイポグラフィ風)
- infographic-style (インフォグラフィック風)
- 3D render (3DCG風)
- pixel art (ピクセルアート)
- watercolor-style (水彩画風)
- oil paint (油絵風)
- sketch (スケッチ風)
これらのスタイルをプロンプトに含めることで、意図したデザインや雰囲気の画像を生成しやすくなります。
Midjourneyは、AIを活用した革新的なイラスト生成ツールです。基本的な使い方から応用テクニックまで、様々な機能を駆使することで、あなたの創造力を最大限に引き出すことができます。
しかし、著作権や法的な問題にも注意を払う必要があります。
Midjourneyを楽しく、かつ責任を持って使用することで、新しいクリエイティブの世界を探索し、独自の表現を見つけ出すことができるでしょう。
Midjourneyの世界で、あなたの想像力に翼を与えてください。
素晴らしいクリエイティブの旅が、ここから始まります!